たわしの備忘録

Linux初心者の備忘録です

Steam Deckで非Steamゲーム(エロゲ)を遊ぶ

要約

今更ながら、(Steam Machineではなく)Steam Deckを買いました。

もちろん、昨今の物価高騰による価格改定後、ですw

日本語環境を整えて、ノベルゲー・エロゲも遊ぶよ!

 

Steam Deck

ゲーム配信プラットフォームSteamの開発・運営元であるValveが、Arch Linuxをベースに開発したSteam OSを搭載したゲーミングマシン、ですね。

以前、「Steamではエロゲをしません。」と宣言しましたが、Steam Deckでは問答無用でエロゲを遊びます。Steamで買うとパッチを当てたり面倒だけど、パッケージ版(またはDL版)を入れれば、問題ありませんからね。

あとは、Linuxマシンとして、どこまで使えるか探ります。(そのうち)

 

作業環境

なお、最初はUGREENのUSBハブ(スイッチャー)を使おうと思ったけど相性が悪かったため、HHKB Professional 2のUSBハブにM575とF710のレシーバーをぶっ刺しています。世代的に(USB2.0だから)速度が気になるところですが、問題なく使えているので良しとします。

周辺環境の一部

アプリケーションのインストール及び日本語入力

最低限のセットアップとして、Google Chrome、Fcitx(読み方は"ファイティクス"ですよ!)&Mozcをインストールします。(以下、デスクトップモードでの話です。)

Google ChromeもDiscoverアプリにあるようなので、そちらを使います。

写真はインストール後ですが、イントール自体は簡単です。

続いて、FcitxとMozcをインストールしますが、こちらもDiscoverでインストールできます。(コマンドで処理できず、依存関係も自分で解決する必要があるっぽい?)

Fcitxをインストール

Mozcをインストール

Fcitxの設定を開き、IMにMozcを追加します。

Current IMにMozcを追加する

KDE Plasma上のWaylandにおいて、Fcitx(などの入力メソッド、IM)は KWinにより起動される必要があるとのこと。これを実現するため、システム設定から仮想キーボードでFcitx 5を選択します。

仮想キーボードにFcitx 5を選ぶ

また、ここがハマりポイントなのですが、プロファイル設定は次のようにします。Fcitx公式Wiki


    $ vim ~/.xprofile # コメントアウトした行は入力しない!!
           # export GTK_IM_MODULE=fcitx
           # export QT_IM_MODULE=fcitx
          export XMODIFIERS=@im=fcitx

以前はコメントアウトした2行も指定しておりました(実際、Steam Deckのデスクトップ環境を日本語化する記事で、そのような記述が散見されます)が、今はうまく動かないので、公式Wikiで書かれているとおり、3つめの環境変数だけ指定します。(X11からWaylandになり変わった?)

 

ゲーム

ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜や8番出口もぬるぬる動いて、良い感じ。ただそれは当たり前で、私にとって大事なのはエロゲ!!

最初はWineを突っ込めばいいのか?と思ったけど、Wineの上位互換(?)であるProtonがインストールされているので、それを使います。

ここではみんな大好きサノバウィッチ(+ 修正パッチ)をインストールしていきます。

 
1. ソースをマウント

    $ sudo mount -t iso9660,user -o loop filename.iso /mnt # ISO化していれば楽ですが、そうでなければディスクをマウント
2. Add a Game

Steamウインドウの左下にある"Add a Game"を押して...

Add a Game

さらに"Add a Non-Steam Game..."を押下。

左下の"Browse..."をポチッとし...

Browse...

追加するプログラムを選びます。(画像ありません)

Add Selected Programs

後はそのままボタン"Add Selected Programs"を押せばOKです。

3. 設定

このままだと"Play"(起動)できないので、2つ設定をします。

まずは追加したゲーム(インストールプログラム)で右クリックをし、"Properties..."を開いて...

3-1. ロケールの設定

(ほとんどのゲームでは)以下のオプションを指定する必要があります。


    LANG=ja_JP.UTF-8 %command%
    

ロケールの指定
3-2. Protonの設定

Windowsのプログラム(EXE形式)はそのままでは開けないので、Protonを使う必要があります。

Proton Hotfixを選択

これでインストールする準備は整いました。

4. インストール

"Play"を押し、登録したゲーム(インストーラ)を起動します。

起動!!

後はお好みで。

お好みでカスタムしインストール
5. 後始末

このままだとインストールメディアが起動するだけで遊べないため、再び"Properties..."を開きます。

2か所修正が必要

ここは環境に合わせる必要がありますが、私の場合(サノバウィッチの場合)を示します。


TARGET:
      /home/deck/.local/share/Steam/steamapps/compatdata/(10桁の数字)/pfx/drive_c/users/steamuser/Documents/YUZUSOFT/サノバウィッチ/SabbatOfTheWitch.exe
START IN:
/home/deck/.local/share/Steam/steamapps/compatdata/(10桁の数字)/pfx/drive_c/users/steamuser/Documents/YUZUSOFT/サノバウィッチ/
 

ついでにショートカット名も分かりやすいように直しておきましょう。

パッチを当てるときは、"START IN"(作業フォルダ)はそのままに、"TARGET"だけパッチファイルに変えて実行すればOK。

作業後は"TARGET"を戻すことも忘れずに。

...ということで。

サノバウィッチ!!

その他

ゲームによっては上記の方法でうまく行ったり、一部を修正するだけでインストールできる場合もあれば、全くできない場合もあろうかと思います。しかし、今回は他のゲームについては触れませんので、悪しからず。

 

実際、インストールできなかったり、インストールできても起動できないゲームが多く、調べているところです。傾向としてはZIPを展開するだけでなく、仮想マシンpfxにインストールするゲームは動かない率高いです。もしかしたら、展開したファイルが隠しファイル(隠しディレクトリ"/home/deck/.local")に配置されていることが問題で、ホームディレクトリ配下に、例えばGamesディレクトリ"/home/deck/Games"を作成し、そこに配置すれば解決するかも?などと思いつつ、未検証ですw

→ 少なくともぶらばん! + 修正パッチは、これで解決しました。ポイントは、パッチを当ててから(例えば)Gamesディレクトリへ配置すること。インストールはできるけど起動に失敗するパターンは、これで解決できるかもしれません。ただ、さくら、もゆ。 + 修正パッチのように、そもそもインストールに失敗するケースは、別の戦略が必要です。

 

直接は関係しませんが、過去記事も参考にしていただければ幸いです。

まとめ

Windowsマシンと違ってなかなか制約のあるマシン(やはり動画関係は弱そう)ですが、Linux好きもそうでない人も、やりたいゲームがあるなら悪くない選択だと思います。(適当w)

あ、でも、やっぱり高いかな?

 

なお、この記事もSteam Deckで執筆しています。

誰かのご参考になれば幸いです。

Debian GNU/LinuxのKVM/QEMU上にWindows 11をインストール

要約

Debian 13 TrixieをホストOSとし、KVM/QEMU上にWindows 11をインストールします。

 

はじめに

Debianで使える仮想化ソフトはVirtualBoxやVMwareなど多数ありますが、最低限の機能があり、システムへの負荷が軽い(速い)とされるKVM/QEMUを使用します。VirtualBoxから乗り換えた方の参考記事。

インストールは公式Wikiの通りで大丈夫ですが、以下のサイトも参考になります。

 

インストール

まずQEMUとVirtual Machine Manager(GUI管理ツール)をインストールします。


    $ sudo apt install qemu-system libvirt-daemon-system virt-manager # GUIツールもインストール
$ sudo usermod -aG libvirt username # ユーザーが管理できるように
$ virsh --connect=qemu:///system net-start default # ネットワークを起動(これをしないと、VMを起動できない)
$ virsh --connect=qemu:///system net-autostart default # 逐一上記コマンドでネットワーク起動するのが面倒な場合

あとは、Virtual Machine Managerを起動してガイダンスに従い、Windows 11のインストールを進めるだけです(適当w)

 

なお、何も設定しないと遅いマシンになるようなので、検証できましたらゲストインストールについても詳しく書きます。

 

まとめ

MacBook Air 11 inch Early 2015のDebian 13 Trixieをホストとし、KVM/QEMU上にWindows 11 25H2をインストールしました。(MBAに直接インストールはできないようです、多分。)

【朗報】LinuxにおけるGoogle Chromeでの日本語入力について【感涙】

要約

Linux環境においてGoogle Chromeで日本語入力ができなくなっていましたが、最新のアップデート144.0.7559.59-1が配信され、日本語入力が可能となりました!!!

 

経緯

Debian 12 Bookwormを使っていたときや、Arch Linuxを入れた最初の頃はFcitx & Mozcで日本語入力できていたのですが、いつからかIMEが利かず、日本語入力ができなくなっていました。

こんな記事↓もあったのですが、私の環境では該当するフラグが見つからず、上手くいきませんでした。(確か)IBusやuimあたりも試したんですけどね…

そこで、Google Chromeを使うときはKate等で日本語入力してからコピペ、という手間をかけていました。(素直にFirefox使えw)

そんな涙ぐましい努力(無駄な努力w)をしてきた訳ですが、今回ついに、それらから開放されることになりました。ヒャッホー!!!

 

ということで、記念にカキコ(古っ)

 

まとめ

いつかまた日本語入力できなくなるかもしれないけれど、Googleさん、期待していますからね!

Debian GNU/Linuxへ乗り換えました

要約

MacBook Air 11 inch Early 2015にはArch Linuxを入れていましたが、MacBook Air 13 inch Early 2014とともにDebian GNU/Linux 13 Trixieにしました。

 

理由

そもそもArch Linuxを入れた理由は、ローリングリリースに憧れを持っていたことと、公式Wikiのドキュメントが充実していることでした。
実際、音楽やゲームを楽しむ目的は達成でき、毎日使っていました。
でも、私がよく使うアプリケーション(MOCやFcitx)がAURになり、更新に手間がかかるようになりました。
というのも、MOCやFcitxは更新頻度が低いのでまだいいのですが、ChromeやZoomなどは更新頻度が高く、それらをyay -Syuで更新するときって、必ず固まるんですよね。
だから、どのパッケージが更新対象かを確認して、いちいちyay -Sで再インストールする、という手順を踏まないといけない。
うまく回避する方法があるのかもしれないけれど、ざっと検索した限りでは有効な策がありませんでした。
yay以外のヘルパーを使えばいいのかもしれないけど、そこまで最新のパッケージを追う必要性を感じなくなっていたこともあり、使い慣れたDebianに戻ってきた次第です。

 

課題

Arch Linuxではそこそこ遊べていたWineを介してのエロゲですが、DebianではうまくEXEを起動できませんでした。
ただこれについて、Wineでは動画周りが弱かったこともあり、KVM/QEMUにWindows 11を入れる、という方向で落ち着きそうです。
ま、エミュレートするにはスペック不足で、結局動画はコマ落ちしがちなのですがw、私が遊ぶのは基本的にノベルゲーなので、出先でさくっと遊ぶには不満がありません。
そのあたりは金銭的に余裕が出てPCを組めるようになったら改善するのか、楽しみです。
仮想化については、別記事を書こうと思います。

 

まとめ

また戻るかもしれないけれど、Arch Linuxから卒業しました。

 

追記

アクセス解析すると(母数は少ないけどw)、Arch Linux関連の記事へのアクセスが多いんですね。ゲストOSとしてインストールしようかな…

 

再追記(22.Jun.'26)

yay -Syuは危険だから使うな、というドキュメントがどこかに転がっていた(Arch Wikiだったかな?)気がするのですが、yay公式でも紹介されているし、検証できず。

ま、皆さんよくマニュアルを読んでから使いましょうw

Arch Linux AURアップデート時の共有ライブラリのロードエラーを解決

要約

本日アップデートしたときに、共有ライブラリのロードエラーが出て止まったので、解決しました。

状況

yay -Syuしたところ、下記のロードエラーで更新できず。


    $ yay -Syu
    yay: error while loading shared libraries: libalpm.so.15: cannot open shared object file: No such file or directory
   

Google先生に聞いたところ、タイムリーな記事(こちらも)がありました。どうやら、pacmanのアップデートの影響で、yayのリビルドが必要、とのこと。(よーわからん)

ま、以下のとおりyayをリビルドすれば直ります。


    $ git clone https://aur.archlinux.org/yay.git # お好みの作業ディレクトリで
  $ cd yay && makepkg -si
$ yay -Syu

ということで、無事更新できました。

まとめ

yayを再インストールすることで、アップデートできました。

Linuxで巨大なZipファイルを展開する

要約

unzipコマンドで巨大なZipファイルを展開します。

 

経緯

初めてqobuzでハイレゾ音源を買ったのですが、アルバムをダウンロードしたら10Gを超える巨大なZipファイル。大丈夫かな、と思いつつunzipしたら、やっぱりダメだった…
こんな感じ↓


    $ unzip Archive.zip
      (前略)
error: invalid zip file with overlapped components (possible zip bomb)
To unzip the file anyway, rerun the command with UNZIP_DISABLE_ZIPBOMB_DETECTION=TRUE environment variable

 

解決方法

エラーメッセージに答えが書いてありますが、UNZIP_DISABLE_ZIPBOMB_DETECTION=TRUEオプションをつければOK(参考)


    $ UNZIP_DISABLE_ZIPBOMB_DETECTION=TRUE unzip Archive.zip
    

無事に展開できました。
もともと脆弱性対策として組み込まれているZip Bomb検出機能なので、オプションをexportするのはやめましょう。

 

まとめ

unzipコマンドで巨大なZipファイルを展開しました。

Linux(KDE Plasma)で楽譜作成

要約

Arch LinuxとDebian GNU/LinuxでMuseScore Studioを使えるようにします。

 

補足

以前こちらの記事 を書きましたが、勘違いがあったため書き直したものです。
(元記事は残しておきます。)

最新版

こちらからダウンロードします。ちょっと古いけど、参考


    $ mkdir ~/AppImage && mv ~/Downloads/MuseScore-Studio-*-x86_64.AppImage ~/AppImage # ホームディレクトリ直下にAppImageディレクトリを作成し、プログラムを配置する。
    $ cd ~/AppImage
    $ chmod +x MuseScore-Studio-*-x86_64.AppImage # 実行権限を付与する。
 

特にインストールせず、このままパッケージを使えばOKです。(アイコンのダブルクリックで使えます。)

 

スタートアップメニューへの登録

このままでもいいのですが、メニューへ登録しておくと、検索できて何かと便利です。


    $ kmenuedit &
    

"Multimedia"あたりに登録します。

編集画面

アプリケーションのアイコンですが、AppImageを展開することで得られます。


    $ cd ~/AppImage && ./MuseScore-Studio-*-x86_64.AppImage --appimage-extract # パッケージを展開
$ ls squashfs-root/mscore4portable.png

ちなみに、この方法で作成したショートカットはタスクバーにピン留めできません。
うまいやり方ありませんか?(他力本願)

AppImageについてはこちらとこちらを参考に。

なお、メニューの日本語化は可能ですが、日本語入力はできません。(コピペとかならできる。)

どうしても日本語ネイティブな環境が欲しい場合は公式パッケージを使いましょう。
ただし、(特にDebian公式パッケージはとても)古いです。

Arch公式パッケージ


    $ sudo pacman -S musescore
    

バージョンは古く、アプリケーションを開くと最新版ダウンロード(AppImage)を勧められます。パッケージ管理の意味よw

ただ、こちらは日本語入力可能です。

 

Debian公式パッケージ


    $ sudo apt install musescore
    

バージョンはとても古いです。(記事執筆時点で最新のv4.6.4に対し、v2系です。)せめてv4系になりません?

ただし、こちらも日本語(ry

まとめ

MuseScore Studioを使えるようにしました。

公式パッケージはバーションが古く、結局最新版ダウンロードを勧められるのですが、もちろんスキップできます。なにより日本語入力可能だし、管理のしやすさもメリット。日本語入力に拘らず最新版が良いなら、AppImage版を使いましょう。

なお、後方互換性はありますが、一度最新版で編集すると、旧バージョンでは開けなくなるため、注意してください。

ま、このあたりはお好みで。